FC2ブログ

アメリカMBA生活~全ての出来事は必然!?~

アメリカでのMBA進学を契機として始めたブログです。MBA生活や日々感じていること考えることを書いていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

Valuationについて

授業について少々。

現在ValuationというFinanceの科目を取得しています。
Finance coreという幅広く学ぶ基礎科目と違って、文字通り企業やプロジェクトの価値評価について深く学ぶ授業です。

この授業、楽しいです。

WACCによる分析だけではなく、APVはもちろんCCF(Capital Cash Flow)、FCFE(Free Cash Flow to Equity)、DDM(Dividend Discount Model)など、Income approachだけでも色々な方法があることを学びます。APVの概念は知っていましたが、Debtの割合が変わり、その返済計画が明らかな場合にはAPVの方がWACCよりも有益であるなど、言われてみれば納得な部分が多くあります。扱ったケースでも正にその点が議論となり、WACCがぶれる以上、APVがより正確で楽な手段でした。

でも、ふと実務に目を向けると、その正確性は果たして意味をもつのでしょうか?同級生と話をしていても「うちの会社はプロジェクトに関わらずDiscount rateは一律10%を使っていたよ」という声も決して少数派ではなく、Debtのbetaが0なのか0.25なのか、はたまたComparableな会社がどこかなんて議論が一発で吹っ飛んでしまうぐらいFCFもWACCもアバウトなのが実情なのかもしれません。

であれば、今習っていることって何なんでしょうか?単なる数字のお遊びでしょうか?

その理論が正しい以上、決して象牙の塔での議論ではないはずです。

「バランス感覚」なんて体の良い言葉で逃げるのではなく、数値上はとことんその理論値で判断すべきです。「数値上はプラスだけど、やっぱりリスクがあるから辞める」なんて、Assumptionにそのリスクを盛り込んでいる以上、そのロジックは通らないのです。

「また小難しいこと言って」と後ろ指さされることは十分覚悟の上で、
その考え方を伝えていくこと、少なくとも自分はそれで判断していくこと。

それが、このValuationに限らず、MBAを学んだ者の1つの責務だと思ってます。

スポンサーサイト

未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<オペレーションの授業で感じたこと | ホーム | 英語の上達(娘編)>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。